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個人事業主の企画書の書き方

ライター・イベントプランナーとして活動しつつ、3人の子どもを育てているwakaです。

今回は、企画書の書き方について知りましょう。ママ起業家といえど個人事業主ですから、自分の事業や自分自身を知ってもらうには企業や自治体、団体への企画書を書く場面が出てくると思います。仕事につながる企画書の書き方をマスターしてくださいね。

 

 

自分で企業にアピールしよう!企画書を作る時に必要な物

ブログやイベントなどの出店先で声をかけられ仕事を依頼される場合、企業から直接依頼される場合もあるかもしれません。でもそれはあくまでレアケース。基本的には自分の売り込みは自分でしなければなりません。

その際に必要なのは企画力!

企画書を書いたことはありますか?ないなら、ぜひ書けるようになりましょう。私はPowerPointを使って企画書を作成していますが、ベースとなるデザイン、文章などを作っておくと、後は企画内容によって少し変えるだけ。見やすく、わかりやすい企画書が短時間で完成します。

 

詳しく書き方を知りたい方はぜひ企画書の本を購入して勉強してみてください。私は仕事で使うスキルに関してはネットから情報を得るのではなく、本を購入してアンダーラインや但し書きを入れたりして、手元に置くようにしています。毎回情報を探すよりよっぽど時間も短縮できますし、ちょっとした隙に学べるのでママ業をしている方にとっては効率的にスキルアップできます。

 


 

 

また、PowerPointを買うのはもったいない、お金はなるべく節約したいという方は、KINGSOFTのoofficeを購入してください。私も使用していますが、このソフトはMicrosoftとほぼ同じように使えて、価格はかなりお安い。PowerPointExcelをたまに使う程度なら何の問題もなく使用できます。

 


 

 

作成する環境が作れたら、いよいよ作業開始です。企画書には

  • 自分や事業の紹介
  • 提案できるモノ
  • 受注価格
  • 連絡先・振込先

を書きましょう。

個人事業主の企画書はこう書く!レスポンスが帰って来る企画書の書き方

企画書の1ページ目には表紙を作ることになりますが、作り方はご自分で調べてお好きなように作ってください。ここでは個人事業主の企画書に絞って解説していきます。表紙の次に入れたいのは「事業の紹介」です。

事業内容

どういった事業を行っているのかを簡潔に、わかりやすく書きましょう。伝えたい事がたくさんある、あれもこれも書きたい!と思うかもしれませんが、読む方の立場になって考えてください。こういった営業目的の企画書を企業などは多く受け取っています。あまり長い文章だと読んでいる方は疲れますし、読む気をなくしてしまう場合があります。

今までの経験上言えることなのですが、「女性は自分語りが好きで、文章が長い」です。ブログやHP、企画書、女性の書く文章を目にする機会は色々ありますが、全体的に「長い」。自分では短いと思っていてもついつい長くなっています。事業内容については200字程度。長くても300字ほどにまとめるとよいでしょう。

自己紹介

これは、業種によって必要だったり必要なかったりしますが、どちらかと言うと入れたほうが良いと私は思います。個人事業主ということは、自分自身がブランドなんです。自分の顔写真(カメラマンさんに撮影してもらいましょう)と、これまでの経歴を記載するパターン、顔写真はなしで経歴のみ記載するパターンがありますが、顔出しOKの方は顔写真も載せておくと良いでしょう。内容は簡潔に、今までかかわった事業について、イベントなら〇〇人集客、〇〇誌の取材を受けたなどのメディア情報など具体的、かつ簡潔に書きましょう。

経歴

2016年2月 〇〇イベントに××企業ブースとして出店 〇〇人集客

2016年5月 ■■社からの業務委託として、〇〇誌コラム掲載

メディア取材

2017年1月 〇〇誌に××分野のスペシャリストとして紹介

2017年4月 〇〇新聞に活動内容紹介記事

その他、イベント出店や講師などとして活動中

などと簡潔にわかりやすく羅列します。ここで重要なのはいつから、どのような活動をしてきたか明確に書くことです。ただし、事業を始めたばかりの場合は書くことがないかもしれません。その際は今の事業につながる事柄を書くようにしましょう。

独立したばかりのライターの場合

2015年1月 〇〇社 ライターとして入社

2015年7月 ××誌のコラム担当(2016年12月まで)

2016年3月 〇〇社 退社

退社後、ライターとして金融、旅行などの記事を中心に雑誌やウェブで執筆中。

のように、書いてみてください。たまに学歴や子どもの出産歴を書いている方もいますが、事業に直接関係のない情報は入れなくてOKです。

提案できるモノ

次に、具体的に提案できるものを書きます。

ベビーマッサージ講師の場合

ベビーマッサージ教室

一度に10名様まで受け入れ可能です。また、双子ちゃん、年子ちゃんも受け入れ可能です。

お子さんとママとのコミュニケーションをはかるため、手遊びや絵本の読み聞かせなど、親子で楽しめるプログラムをご用意しています。

基本時間は60分程度ですが、内容に合わせて30~90分まで時間設定が可能です。

このように簡潔に書くよう心掛けてください。複数の提案がある場合は、無理して同じページに入れるよりは、次のページに別の提案を入れてください。提案内容は文字だけでなく、雰囲気のわかるイラスト、画像などを入れることをオススメします。

受注価格

次のページに受注価格を入れます。ただし、提案が一つだけの場合は、提案したページに価格を入れるほうがスッキリします。複数提案がある場合のみ価格をわかりやすく表などにして明記します。その場合、税抜きの価格なのか、税込みの価格なのかもしっかり入れてください。

連絡先・振込先

最後に連絡先と振込先を明記します。企業との取引は基本的に振込です。(中にはその場で支払われる場合もありますが稀です)ですので、振込先は必ず確保しておきましょう。屋号があるなら、屋号の名前で口座を作っておくことをオススメします。屋号での口座開設についてはまた別の機会に説明します。また、連絡先として仕事用の携帯(必ず個人と分けるようにしましょう)と、メールアドレス(グーグルなどで独自ドメインが取得できます)、住所を記載しておきます。

企画書の書き方のまとめ

初めて企画書を書く時は、何を書いていいのかわからず、ついつい情報をたくさん入れよう!という方向に意識がいってしまいがちです。ですが、読む側の立場になって考えるとなるべく簡潔に、読みやすい企画書が良い企画書だといえます。必要な情報はしっかり書き、必要のない部分は思い切って削る勇気が仕事に繋がります。